毎月、開催している「ノーリフト(持ち上げないケア)研修会」もすでに3回目となりました。
 3回目になってわかったことがあります。それは、研修会や勉強会は防災訓練と同様で「同じことを何回も繰り返す」ことで、はじめて「身に付いてくる」という事です。
 現在は福祉用具をテーマとしての研修会です。スライディングシートやスライディングボードです。
 このような福祉用具を全てのご利用者に使用していく事は目的としておりません。この方はボードを使用すれば「ご自身で移乗可能」であり、私達スタッフはこれをサポートする。この方は、座位が保てずボードは難しいので、天井走行式リフトにて移乗するなど、私達のスキルを向上させる事で選択肢を広げ、ご利用者とスタッフのお互いが「楽に」になることを目的としています。
 第4回目以降は、ご利用者にもご協力いただきまして、実際の現場にて移乗ケアの方法を模索していく予定です。